はじめての「アクセサリーづくり」に欠かせないピンワーク/テグスワーク(ビーズワーク)とは

2015年12月1日 0:00
■話題のハンドメイド・クラフトを解説!

【ピンワークとテグスワークの違い】

ピンワークとは、ビーズワークに使われる「9ピン」や「Tピン」の端を丸めて繋ぐ手法です。
ビーズやチャームを繋げたアクセサリーを作る際には欠かせない技術です。

テグスワークとは、ピンワークはひとつひとつのビーズを処理していくのに対し、複数のビーズを一度に処理することができる方法です。
テグスにビーズを通し、両端をボールチップで留め、処理します。
また、テグスには、伸びるゴムのようなテグスもあるため、ブレスレットなども簡単に作ることができます。

pin02

このピンワークテグスワーク、2つをマスターすると、市販されているようなアクセサリーのほとんどを自分で作ることができます。

【ピンワークでできること】

ピンワーク講座では、
・丸カン(丸い輪のような金具)を、開く、閉じる
・Tピンを丸める
・9ピンを丸める
の3つを習得していただきます。

pinwork

(丸カンの開け閉め、9ピンを丸める、Tピンを丸める、の3つの組み合わせだけで作った簡単なネックレスとピアスのセットです)

この3つを組み合わせるだけで、写真のようなさまざまなアクセサリーが作れるようになります。
慣れるまでには少し難しいのですが、コツをつかむとすぐに上達します。

【テグスワークでできること】

また、テグスワーク講座では、
・テグスに通しボールチップで端を留める
・リボン留め(ひも留め)で端を留める
・羽をカシメ(カツラ)で留める
の3つを行います。

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(テグスとボールチップ、かしめ(カツラ)とリボン留め(ひも留め)の3つを組み合わせてつくった、ネックレスとブレスレットのセットです)

【ピンワーク(テグスワーク)に必要な道具】

このピンワークに必要な道具は、
・平やっとこ 2本
・丸やっとこ 1本
・ニッパー 1本
の3種類の工具が必要です。

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平ヤットコ丸ヤットコニッパー/参考:貴和製作所

平ヤットコは、丸カンを開け閉めしたり、パーツを掴んだりする、ペンチの先が平らなものです。
先が細い方が精密な作業がやりやすいですが、大きな力をかけるものは先端が広いものの方が、力をかけられます。
左右の両手に持って作業を行うとやりやすいため、2本あると便利です。

丸ヤットコは、Tピンや9ピンを曲げるための、ペンチの先が丸いものです。
先端にいくにつれ、だんだんと先が細くなっていくため、ピンを丸める際に、「どの位置で」丸めるかがポイントとなります。

ニッパーは、Tピンや9ピンをカットするための道具です。

【ピンワークのコツは…?】

まず最初に「アクセサリーを自分でつくってみよう!」おもいたって、最初につまづくのが、丸カンの開け閉めです。
正しい方向に力をかけないと、丸カンがゆがんでしまい、「隙間が閉じない」「壊れやすい」という失敗に陥ります
一度ゆがんでしまった丸カンは、元に戻すのが難しいため、無理にゆがみを直そうとせず、新しい丸カンを使ったほうが効率的です。
また、ビーズや天然石を一粒づつ繋ぐ場合、9ピン、Tピンを扱いは必須です。
テグスで処理するよりも、ゆらゆらした仕上がりになります。
9ピン、Tピンは、
・しっかりと根元から90度に曲げること
・丸みを作るときには、丸ヤットコの位置(太さ)を意識しながら丸めること
がポイントです。

【テグスワークのコツは…?】

テグスワークで難しいポイントは、ボールチップの使い方です。
つぶし玉をしっかりとつぶすこと、ボールチップを閉じる前にきちんとストッパーがかかっているかを確認することが重要です。
このボールチップで留める作業は、一度失敗してしまうと、テグスにビーズを通すところからやり直ししなければならないことが多いので、コツをつかみ、ボールチップが割れてしまったり、テグスが切れてしまうリスクを減らしたい部分です。
また、カシメ(かつら)では、羽のようなパーツをつなぐ際に使います。

【ピンワークの作品例】

ピンワークを使うと、以下のような作品がつくれます。

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UVレジンで作った花弁パーツをビーズやチェーンでつなぎ、イヤーフックに仕上げました)

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ボールビーズで作ったビーズをパーツビーズ、透明ビーズと組み合わせた、ネックレスとイヤリングのセットです)

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折り紙ビーズで作った円柱ビーズを9ピンでつなぎ、ネックレスに仕上げています)

【テグスワークで使うパーツ】

テグスワークでは、
・テグス
・ボールチップ
・リボン留め(ひも留め)
・カシメ(カツラ)
の金具の使い方を覚えます。

テグスには、伸びるものと伸びないもの、太さの違いがあります。
リボン留めやカシメも、素材にあったサイズのものを選ぶ必要があります。

【テグスワークの作品例】

テグスワークを使うと、以下のような作品が作れます。

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(テグスで作ったパールネックレスに、チャームやフェザーをアクセントに入れたボリュームのあるネックレスです)

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(伸びるテグスで作ったビーズのブレスレットに、チャームを丸カンでつけています)

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(ウッドビーズとサンゴの天然石のネックレスと、ターコイズ、マザーオブパールのブレスレットとピアス。毛糸のタッッセルも手作りしています)

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(リボン留めをつかうことで、テグスワークでビーズを通す回数を少なくし、はじめての方でも短時間で簡単に作れるように工夫しています)

【ワークショップにご参加のみなさんの作品】

基本のキを知るピンワーク講座のみなさんの作品

【ピンワーク、テグスワーク講座のご案内】

基本のピンワーク講座

カシメとテグスワーク講座

 

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