【ヒストリー】みちくさアートラボ開業物語

2015年10月10日 12:10
■みちくさアートラボの経緯

ここ最近、アメブロに書いていた「みちくさヒストリー」(?)をまとめます☆


 

【第一話】わたしがみちくさアートラボをはじめたきっかけ

みちくさアートラボ、思い出担当シイナです。

みちくさスタッフKanakoさんは、「(市販の)ピアスをイヤリングに直したい」と思ったことが、ハンドメイドを始めたきっかけだそうです。

いまでは、ピンワークの達人のKanakoさんも、最初は見よう見まねで何度も金具をダメにしたとか…(汗)

誰しも、「はじめ」があります。
(みちくさアートラボにお越しの方も、「はじめ」の方ばかりです ^ ^)

ちなみに、シイナが初めて作ったものは、写真を使ったレジンアクセサリーでした。
この記事では、過去の懐かしい写真を発掘してご紹介していきます(笑)
下記の写真はまだ赤ちゃんだった娘と、当時この講座を担当していた平野さんの猫ちゃん。

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わたしはアクセサリーや装飾品(ファッションなど)にはあまり関心がなく…、自分でアクセサリーをつけようとおもったり、ましてや作ろうと思うことはありませんでした。

ただ、写真を撮ることが好きでした。

だから、自分で撮影した写真を、インテリアや小物にできたらいいなー、という所からスタートしました。

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最初に作ったのはストラップ。
ちょうど子どもが生まれたばかりで、子どもの写真もいっぱい撮っていました。
自分の写真がアクセサリーになるのは、本当に感動的でした。

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ビーズをつないだり、丸カンで金具を繋いだりの作業は、全くの初めてだったので、パーツショップの店員さんに聞きました。

このとき、浅草橋に訪れたのが初めてで、あまりにも基本的すぎる質問ではあったののですが、店員さんが金具の使い方教えてくれたので、なんとか自力?で作れるようになりました。
この頃まさか、目と鼻の先の場所にお店を構えるなんて、考えてもいませんでした。
いまでもお気に入りのお店で、生徒さんにもご紹介していますし、自分でもかなーーーりの量を買っています(笑)

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この写真でつくるレジンアクセサリー以外に、じつはもうひとつやっていたことがありました。

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スノードームづくりです。
これも、スノードームの中に自分の写真で物語を作るのは、とても楽しい作業で夢中になりました。
みなさんと、写真についておしゃべりするのも楽しかったです。
結婚式のスノードームや旅のスノードームなどいろいろなスノードームができました。

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この2つの講座で、みちくさアートラボの活動がスタートしました。

その後、みなさんとの出会いの中で、いつも新しいものを教わり、気づかなかった世界を見せてもらい、わたしにできることは、どんどん増えていきました。
そして、わたしにできることを、わたしは誰かに伝えたい、と思いました。
はじめての方に第一歩を伝えるということは、それまで持っているその人自身の「幅を広げる」ということです。
「幅を広げる」ということは、伝えているそのものの価値だけでなく、わたしにとって予想を超える出来事が起きることなのです。
先日も、予想を超える出来事がおきていましたが(まぁ、いつものことです)、それは、みなさん自身に潜在的な能力があるからです。
わたしの伝えている言葉そのものではありません。

この化学反応を見るのがわたしはとても楽しみです。
だから、いまでも、せっせと新しいことを学び、いろいろな講座を開発しています。

さて、この「みちくさアートラボ」という名前を決めたのは、じつはシイナではありません。
当時、一緒にこのプロジェクトのプランを考えてくれていたわたしの友人がつけた名前なんです。
(…というか、一緒にいくつかキーワードを出してあれこれしゃべりながら決まった名前です)
いまでも、気に入っている名前です。

下記は、その当時2010年に書いた記事にある一文です。

『“みちくさ”感覚で、気負いなく集い創作活動に勤しむ、そんな場になればいいなぁと思っています。
子どものころ、いつもとちょっと違う“みちくさ”が、壮大な冒険のように思え、わくわくしたものです。
そんなココロの冒険が、新しい発見に満ちたものとなりますように…☆』

そんな2010年と、いまやっていることは、変化しています。
けっこう変わっているんです、じつは。
この記事で紹介した、写真でつくるレジンアクセサリーもスノードームも、いまは講座を行っていません。
(リクエストがあればやりますよ…!)

それは、その一文にあるように、「みちくさ感覚で冒険できる場所を作ること」が、わたしのやるべきことだからです。
みちくさと冒険、なんだか相反するような響きで面白いです(笑)
「みちくさしてたら、いつの間にか冒険に出ていた」というようなイメージです。

やっていることが変わっても、根幹はおんなじです。
何かが変わることはわたしにとって、不安なことや心配なことではありません。
みちくさアートラボのお店としてのスタイルもじつは何度か岐路を経ています。

わたしは、必要だと思うこと、正しいと思えることをいつもお届けしたい。
次々と。
そのために、嫌いなことなんてなくなるし、体育会系マインドにもなるわけです(笑)

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わたしがはじめて作ったものは、写真でつくるレジンアクセサリー。
そんなきっかけから、いまではいくつかのことができるようになりました
(これもみなさまとの出会いのおかげです)


 

【第二話】みちくさアートラボの起業初期の経済状況

みちくさアートラボ、思い出担当シイナです。

先日こちらの記事では、過去を懐かしみつつ、シイナが「はじめて作ったモノ」をご紹介しました♪

わたしのモノづくりのはじまりは「写真が好き」ということ。

そしてそれがみちくさアートラボという活動、このお店に繋がるのですが、わたしがそれをビジネスとして考えたのは、それ以前のことでした。

だから、「好きなモノを作って、それを伝えたり、場をつくったりしているうちに仕事になった」というのとは、実は異なります。

どちらかというと、「わたしにできる(できそう)ことのいくつかの可能性の中から選び、仕事になるように進めた」という感じです。

(上記の差分が、少し前に書いたちょぴっと違和感の正体でもあります

ほかにも、わたしにできそうなことはいくつかあったのですが、たまたまというか…一応その当時の反応を見た上で、わたしは、モノ作りに関することを選んだのです。

だから、もしかしたら、いまわたしは全く違う仕事をしていたかもしれません。

でも、わたしはきっと同じように仕事に取り組んでいたと思います。

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わたしは、みちくさアートラボをはじめるときに、まっさきに、人を雇うということを考えました。
実は前回も触れた、みちくさアートラボという名前を一緒に考えたくれた友人も、最初に「名前を考える」という仕事を私が依頼したのです。
もちろん、お金を払ってです。

まだ何もスタートしていない段階で人を雇うことというのは、自分が主役になる小さなビジネスでは多くはないかもしれませんが、そのくらい人が大切だと思っていましたし、誰かの意見を入れることで、ここが、「わたしだけのもの」にならないように注意をしていました。

わたしは、「人の働く場所を作ること」を「わたしの仕事」にしたかったのです。

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そして、何かを始めるとき、「ひとりで決めない」というように心がけています。
誰かの意見を聞いたり、反応を見たり、わたしのが選ぶことの源泉には、必ず裏付けというか、後押しのようなものがあります。
それくらい、わたしは自分の「感覚的なもの」を信用していないのです。
誰かに「相談」することもあれば、誰かの反応をただ「観察」するだけのこともあります。
その結果、選ぶことができます。

自分の想いだけで行動するのでなく、そこに加えて誰かの想いを寄り添わせることで、単なる「想い」が「ニーズ」に変化します。

ビジネスの生まれる瞬間です。

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さてさて、そんな風に、外見まったりと始まったわたしのビジネスですが…

どんな仕事をはじめるにも、定量面の目標を必ず持ちますよね。
短期的なものから中長期的なものまでいろいろあると思います。

実は、月に5万円とか10万円というような目標は、いままでにイメージしたことがありません

それは、わたしの環境は、「これだけで生活していかなければならない」という環境だったからです。
ほかに仕事をしていなかった、ということです。
シングルマザーで0歳の子どもと二人で暮らしていました。
自ずと、「子どもをひとりで育てながら生活できるだけの金額」をイメージします。

0から月に10万円(5万円でも1万円でも)を自分の力で稼ぐことは簡単なことではないかもしれません。
それでも、月に10万円では生活していけないのです。

そのため、最初に、達成できるかどうかの「アタリをつける作業」をしました。
アタリをつける、というのは、「見当をつける」「予測をする」というようなことです。
単に、生活費の把握と、あとはかけ算・割り算すれば簡単に数は決まりますが、それが本当にできるかどうかは、このアタリをつける作業にかかっています。
それでもし、月に10万円という目標が妥当なのであれば、わたしは、この仕事ではなく別の仕事を選んでいたか、どこかの会社で働く道を選んでいました。

このアタリをつける作業は、シイナが記録好きであることと深く関わっています。

そして、やがて「実感」を得て現在へ至るのですが、この準備期間も含め実感を得るまでの期間が、意外と短い。
意外に(データを見るまですっかり忘れていました…)短いんです。
つまり、「立ち止まっている時間はほぼなかった」ということです。

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もちろん、いろいろなことに悩みました。
はじめて、まったく新しい世界で、ワークショップをはじめたとき、何からしたらいいのか分かりませんでした。
いまほどワークショップ自体の数も少なかったし、参考にするロールモデルもあまりなく、何しろはじめての経験で、考えることは無数に感じ、手探りでの貴重な経験でした。
それでも、悩みながらも、アタリをつける作業を続けることで、立ち止まることなく進めていきました。

…と、いろいろ思い出しているうちに、長くなりました…
どんな「助走期間」が必要なのか?はまたの機会にお届けしますね。


 

【第三話】私の起業物語と講座をを開きたい方へお伝えしたいこと

みちくさアートラボ、スタートアップ担当シイナです。

本日から10月です!
少し前からお知らせしていましたが、みちくさアートラボの営業日が増えます。
水木金土(時々日)になりますので、週1日増えることになるんです♪
ということで…、これまであまりうまくご案内できていなかったタイムチャージカフェも積極的にご予約を受けようと思っています。
なんだかんだで、狭い店内なので、「ワークショップを開催したい」という方に対して、お断りせざるを得なかったり…と、何かいい方法はないかと思っていました。
そこで、みちくさアートラボでも余裕ができるので(営業日的にもシイナの個人的にも)「ワークショップ開催講座みたなの」を行おうかな~、と思っています。

ちょうど先日、みちくさアートラボをはじめたきっかけいついて考える機会がありました。
【起業ストーリーその1】わたしがみちくさアートラボをはじめたきっかけ
【起業ストーリーその2】みちくさアートラボの起業初期の経済状況

ちょうど、先日過去のデータを見直していて、(シイナが記録好きであることはこちらに記載しています)「はじめて講座を開催するとき」の気持ちや心得、頑張ったこと、実際に行ったこと、その効果など、懐かしみつつ思い出していたんですよね。

はじめてワークショップを開催するとき、何からしたらいいのか分かりませんでした。
いまほどワークショップ自体の数も少なかったし、真似するロールモデルもあまりなく、何しろはじめての経験で、価格をいくらにしたらいいのか、どこで人を募集したらいいのか、など、考えることは無数に感じ、手探りでの貴重な経験でした。

当時のデータを見ると、数はもちろん、「流入経路」などもしっかりと記録しています。
その頃は、アンケート調査なども行っていたんです。
いまでも、「どのようにこの講座を知ったのか?」ということは雑談などの中からキャッチしたいなーとは思っていますが、始めて5年となると、正直「何で知った」というのは分からなくなってきてしまうんですよね。
参加者の方のご紹介や口コミだったり、さまざまなイベントにも出展したし、雑誌やテレビで紹介してもらったり、本も出したり、検索してて偶然、というものもあります。
そんな中で、何がきっかけだったか?はお聞きしても精度が低くなってしまうんですよね。
「前々から気になっていて」「何かで偶然見つけて」という感じが一番多くなってしまうのです。

しかし!6年前、誰ひとり、みちくさアートラボを知らない中でスタートしていますので、「どこで知ったか?」のデータの精度はかなり高かったのです。
(データを見ていると、初めての月や2ヶ月目の参加者さんが今の常連さんになってくれていたりして、ほんとに懐かしいし有り難いです!)

ちなみに、講座開催までの準備期間は1ヶ月間でした。
そして、このアメブロでの記事数は1ヶ月目が15記事、2ヶ月目が45記事でした。
参加者の方は、1ヶ月目6人、2ヶ月目42人、3ヶ月目50名でした。
講座の種類は2つです。

その後講座のバリエーションを増やしたり、日数を増やしたり、お店を持ったりするわけですが、3ヶ月目に「かけ算したらこの仕事で食べて行くのは大変ではないな」と実感しました。
もちろん、最初の月から、ちゃんと設計はしていたのですが、やってみたこととその結果により「実感した」と思えたのが3ヶ月頃、ということです。

もちろん、この5年(いま現在も)ずっと「楽しい」が続いていました。
続けていくことの何よりものコツですね。

「楽しい」と思えるためのマインドと、始めるためにやったこととその結果を、スタートアップの3ヶ月あたりの経験談をお伝えしたいなーと思っています。
これは、0から1にするお話です
ここが結構難しい。

そして、ここが肝心なポイントなんですが、わたしのやっていることで「6年前と変わっていることと変わっていないこと」があります
時代は常に変化していくので、同じやり方で6年続くわけではないのです。
そこには時代を読み解く力が必要になります。
この点が一番お伝えしたい点です。

ちなみに、みちくさアートラボのタイムチャージカフェは、「スタートアップの時のみ効果的に活用できる仕組み」なんですよ。
そのあたりもご説明できたらと思います。
タイムチャージカフェをはじめたのは、何より私自身が「最初のスタート」を応援したいから、という思いで始めたんです。
それなりに常連さんやファンのいる方にはお得でない仕組みなんです。
でも、最初の一歩を踏み出す勇気を持つ人に大しては、全力で応援をしたいと思っています。

※ワークショップ開催講座の内容は、タイムチャージカフェ利用を前提とした話ではないですし、「一般的なスタートアップ」の話ですけどね。勧誘?もしません ^ ^

起業初期の悩み(大失敗もあります…)、この5年で変わったことや変わっていないこと、仕事(取材)を依頼される考え方…などなど、ご興味がありましたらリクエストしてくださいね!

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そのほかの、みちくさアートラボの経緯についてもこちらで時々語っています☆
よかったらごらんくださいね!

ワークショップのはじめかた講座でも、いろいろなお話をしていきます。
詳細はこちらをごらんくださいね。

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