みちくさアートラボ、サバイバル担当シイナです。

みちくさアートラボのさまざまな講座で体験できるのは、ハンドメイドやクラフトだけでなく、ささやかな「サバイバル」です。
（もっとあると思うけれどとりあえず検索できたのはこちら…！ぜひ読んでみてくださいね）
・ノウハウはコレクションするものではなく導きだすもの
・自由は不自由
・今後の夜の起業塾について
・みちくさスタッフの条件｡｡｡
・ 起業女子の熱い夜
・スタッフ募集についておもうこと

サバイバル能力って、どんなことかな？というと、
・（極限の状態で）自分で理由を考え次の選択することができる

ということだと思います。
「思考停止」に陥らないのです。
わたしは、とある漫画で、そんなサバイバル界のヒーローに出会いました。

20歳くらいの頃、嘘みたいな話ですが、道にこの漫画が落ちていたのです。
（運命だったと思います…！）それ以来、着々と、小さくですが、サバイバル能力を高めています。

何の漫画かというと、ずばり、さいとうたかをさんの「サバイバル」です。

サバイバル 文庫 全10巻+ 外伝 完結セット (リイド文庫)

ある日大地震によって日本が沈没し、サバイバル生活を強いられるガチのサバイバルなストーリーです。
主人公は13歳の少年。
ごく普通の少年が、家族に会いたい一心でひたすら知恵を使い生き抜くお話です。

この少年は、ほんとうにごく普通の少年で、特別に賢い子ではありませんし、サバイバル生活以前はごく普通の生活をしていました。

この少年のすごいところは、「思考停止しない」ところです。
ごくあたりまえの生活から、狩猟生活するための知恵を、ひたすら既知の情報から仮説を立て実行していきます。

■ないものをつくる力

サバイバル生活では、「ないものをつくる」ことが必要です。
知恵によって。

寝床も、食料も（農園をつくったり）、薬や船やハングライダーまで作ります。
もちろん、何でも最初から知識があったわけではありません。
自分の身体で試して薬草を見分けたりもしました。
海の底に沈んだ家に潜り書物を見つけハングライダーを作りました。

ないものをつくるのに、最初からうまくいくはずがありません。
もちろん、失敗もたくさんしました。
そして、失敗からその理由を学び、サバイバル能力を高めていきました。

この漫画では、ストーリーのほとんどが、この少年たったひとりのシーンで進みます。
登場人物がほぼいない。

たったひとりで、ないものをつくらなければならない。



中でもわたしが印象に残るエピソードは、
・水をつくる
くだりです。

本当に極限の状態で、「水をつくることができないか」と考えます。
布を木に結び、地面からの水蒸気で水を作ることに成功します。

そんな風に、どんな状況でも諦めず、「何かできることはないか」と思考停止しないことが「サバイバル能力」であり、「ないものをつくる力」です。

（ちなみに、この漫画は、災害時の情報としても役に立ちます）

 

いまのわたしたちは、決して孤独ではないし、学べる場所もあり、語れる仲間もいるし、インターネットという「魔法の（無限の）書庫」だってあります。
「人がいて情報があれば、できないことなんてない」と、改めて感じたいとき、わたしはこの「サバイバル」を読みます ^ ^
わたしの、小さなサバイバルの経験は、ここでシェアしています。
ねずみやコウモリと戦いました。
まさにこの漫画を道で見つけた頃の出来事です。

サバイバルは、すべての「つくること」において必要な能力です。
みちくさアートラボの講座も、すべてはそんなサバイバルから始まりました。

みんながより楽しく、自分らしく、生きやすくなるために生まれ、
専門的な技術や資格、道具がなくても、それぞれの個性を活かせるようなアイデアを提供したいと思っています。
ちょっと知っているだけで便利なことや、素材の活かし方、ほかの活動にも活かせるような方法をたくさん詰め込んでいます。

そしてそれぞれが、ほんの少しのアイデアと希望をもって、一歩づつ前へ進んでいって欲しいのです。

・ノウハウはコレクションするものではなく導きだすもの
・自由は不自由
・今後の夜の起業塾について
・みちくさスタッフの条件｡｡｡
・ 起業女子の熱い夜
・スタッフ募集についておもうこと

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