みちくさアートラボ、お知らせ担当シイナです。
少し前から予告はしていましたが、みちくさに「新しいサービス」を追加しました。
その名も、「タイムチャージカフェ」
時間制でタイムチャージをいただくという仕組みになります。
詳細はこちらをごらんくださいね。
これまで、講座以外のお時間で、みちくさの場所を使いたい、というご要望をたくさんいただいていましたが、最近ではほとんどお断りしている状態でした。
お店を開けるということは、毎日誰かが鍵を開け、お掃除をし、一日お店を守っているということで、それには、当然ながら、その役割とコストがかかります。
できるだけカフェのご予約にはおこたえしていましたが、さまざまな仕事をしていく中で、シイナにもスタッフのあゆさんにも、オーバーワークとなっていたため、先日から新しいスタッフが二名加入しました。
そして、みんなで相談しながら、カフェのメニューも一新し、営業日を固定にすることができました。
（これまでは、カフェも「予約制」となり、予約がある日のみオープンしていました）
この予約制にしたのは、ちょうど一年前のことでした。
一般的に、お店というのは、いつでも誰かがドアを開けて待ってくれているものだと思っていました。
気が向いたときに、ふらっと訪れることができる場所です。
だから、予約制にしたときは、心苦しい気持ちもありました。
それでも、こうして一年が経ち、やはり予約制にしたのはほんとうに大正解だったと思っています。
そのぶん、シイナは新しい種をまくことができ、それによって、みなさんに提供できることも増えました。
新しい活動、新しい人とのつながりが持てるのも、予約制にしてできた時間のおかげでした。
たとえば、昨年はこんなふうにいろいろんな活動が行えました。
そして、そんな一年の中で講座にお越しくださる方々の中で、これから何かをしたい人にたくさん出会いました。
そういった方々と、これからももっともっとモノづくりを楽しむために、タイムチャージカフェをはじめるよう、準備をしていました。
もちろん、講座はこれまで通り開催していきます。
それ以外に、新しいスタッフとともに、新しいサービスを提供していきます。
お店の使い方を少し変えてみようと計画をはじめてから２ヶ月間、わたしにとっては、お店をオープンしたときと同じくらい、というより…それ以上に大変でした。
すでにお店自体はあるので、物件の取得や資金繰り、内装工事や家具を買ったり…、という苦労はないものの、それでも、開業したときより、よっぽど大変でした。
その理由は、みちくさアートラボが、わたしだけのものではなくなったからです。
お店をオープンするのは、勢いがあれば誰でもできます。
自分のやりたいことを、自分の理想をカタチにすればいいのです。
でも、お店を続けていくのは、とても難しいことなのです。
これまでの実際の営業の中であった課題を解決し、これまでみちくさを好きでいてくれた方にこれまで以上に楽しんでいただけるよう、興味をもっている方がこれからお越しいただきやすいよう、働く人々がやりたいことを自由に行えるよう、従業員にお給料を支払い、家賃や必要経費を支払い、新しく活躍したい人々を迎い入れることができるよう、さまなまな視点からベストな答えを導いていくのです。
そんなふうに、とにかくいろいろなことを考えた２ヶ月間でした。
この２ヶ月間、いろいろなシュミレーションを行い、わたしたちができる最大限のサービスを考えていきました。
営業日を固定といっても、（やっぱり）現状４月と５月は流動的になります。
新米スタッフのNagisaさんはまだ仕事を覚えている最中ですし、もう一人の新人ミキさんはまだバリから帰ってきていませんし 汗
5月はデザフェスやモノマチなどのイベントもありますし。
イベントなどで貸切やお休みもありますが、順々に整えていきます。
営業日カレンダーで営業日のご案内をしていますので、ご確認くださいね。
営業日は週にたったの４日ですし、営業時間も長くはありません。
あゆさんが農家へ農作業にいってしまったり、作家活動をしているNagisaさんがイベントでいなかったり、ミキさんが子連れでバリへ出張してしまったり、わたし自身もいろいろな仕事でお店をお休みすることがあり、まだまだ「いつでもお店を開けて待っている」という状態にはほど遠いです。
それでも、わたしたちは、優先すべきことを選択し、みちくさにお越しいただくみなさんのお役にたつよう、さまざまな場所で経験を積んできます。
そんな経験をみなさんにシェアできる役割は、わたしたちしかいないからです。
そんなわがままなお店はなかなかないとは承知ですが…、そもそもみちくさアートラボは、唯一無二の存在であると自負しています。
ここ数日、あゆさんと一緒に、新しいメニューの開発や試作をしたり、お店のレイアウトを変えたりしていました。
なんだか、そういう作業は、ほんとに、お店をオープンしたときのことを思い出します。
懐かしさも感じつつ、いまはひとりではない幸せをかみ締めました。
そんな経験をできただけでも、わたしにとっては、この計画を行って本当によかったと思っています。
新しいデザートは、フルーツサンドがおすすめです（何度もいっている…）
ほかにも、まだメニューが掲載できていませんが、ドリンクやランチも一新しています。
そして、タイムチャージカフェという、慣れない仕組みについて、みなさんにお伝えしたいことがあります。
最近では、ノマドカフェのような時間制のカフェも増えてきています。
しかし、ハンドメイドに特化したカフェは少ないです。
飲食物のほかに、時間制でタイムチャージをいただくという仕組みになります。
わたしは、こんな風にイメージしています。
みちくさの家賃を、みんなが少しづつ自分たちで支払っているイメージです。
自分でスペースを借りるほどではないけれど、なにかやりたいことがある方や、少人数でなにかをしたい方にはとてもお得な仕組みなのです。
モノづくりをしたいときに、おひとりあたりで、場所を借りられる場所は多くはありません。
特定の場所代数千円がかからず、ひとりあたりなので、リスクがないわけです。
また、モノづくりは孤独ですので…、スタッフに相談したいときや、講座でわからないことがあったとき、集中して何かをつくりたいときにも、ご活用ください。
みなさんは、みちくさの家賃の一部を支払っていると思って、堂々と「自分の居場所」として使ってください。
そして、わたしたちを頼ってください。
新しい仕組み、なじみのないものかもしれませんが、「みんなが自由にやりたいことを実現できる場」として、活用してください。
最後に、ちょっとややこしいのでまとめます！
講座については、これまで通りと同じように行います。
みちくさアートラボの講座一覧はこちらです。
予約制となっており、開催日やお申し込み方法は募集ページからご確認ください。
タイムチャージなどはかかりませんのでご安心くださいませ。
そして、今回飲食物の料金を改定していますので、講座にお越しの方は、これまでよりお安くなります。増税時期にまさかの値下げ！ 汗
タイムチャージカフェについてのシステムはこちらをごらんください。
営業日は営業日カレンダーでご確認ください。
4月は、サービスのご案内もかねて、みなさまとお話できる機会をたくさん作りたいと思っています。
みなさまのお越しをお待ちしています。
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