【2016】「与える」よりも「奪わない」、そして「景色」になりたい

あけましておめでとうございます！

浅草橋は、普段の休日にも増して「シーン」としております…

さて、2016年、どんな年にしようかなー、と考えていたのですが、今年は「何もしないでいること」をテーマに、目標に、行動していきたいと思います。

何もしない、とうのは、「わたしが何もしなくても大丈夫」ということです。

みちくさアートラボをはじめて、いろいろな試みを行ってきました。
撒いた種はスクスクと育ち、多方面に広がっています。
ここで出会った方々の、それぞれの場で、あらゆる形に変化しさらにさらに遠くへ広がっています。

それをわたしは遠くから、静かに眺めていたいと思いますし、どこかに佇んで景色のようでありたいと思います。

いまのわたしにとって、「やりたいこと」は、特にありません。
だだ、景色のように存在していたいのです。

「何もしないでいること」のために、わたしがどんな行動をすればそれが叶うのか、じっくり考えていきたいと思います。

・1を伝えることでそれぞれが10の使い方見出すために、わたしはどうあるべぎなのか？
・自立していくために必要なことは何か？
・わたしは相手の可能性を開いているだろうか？
…と考えながら、わたしがすべきこと、わたしにしかできないことを行っていきます。

答えを教えること、お膳立てすることで、相手の可能性を閉じることをしたくありません。
たくさん答えと解釈に出会える場になりたいのです。

自立への道のために、答えに導くための、「脇役」として存在していながら、「いずれはいなくなる」存在でありたいと思います。わたしが何もしなくても、そしてわたしがいなくなっても、それぞれが「自分の物語」を生きることができる、その「裏方や控え室」のようなイメージです。

わたしにできることは常にすべて差し出しています。
それらをどう活かすか？は、それぞれの物語次第です。

いずれ必要とされなくなる存在でありたいのです。

自分で決めて行動する。
わたしがずっと伝えたいことでもあり、わたしが子どものころから教わってきたことです。

（少し、子育てのような感覚です）

何もしないこと、は、2016年だけでなく、わたしのモットーのようなものかもしれません。
「与える」よりも「奪わない」を一番に考えているからです。
たとえば、
・仕事を奪う
・機会を奪う
・お金を奪う
・やる気を奪う
なんてことです。

（奪うということは、わたし自身がエネルギーを奪われてしまうのです）

奪わず、与えすぎず（答えだけを差し出さず）、ちょうどいいバランスの「何もしない」になるために、さらにさらに「行動」し「振舞う」、劇のような人生を、しみじみと送ってまいります ^ ^

さて。
何もしなくていい状況になったとして、そのときわたしは何をしているか…？
未来は分かりませんが、不安は全くありません。
それは、この世界に不便はなくならないし、満たされない領域は無限にあるからです。

いまある問題がすべて解決され、いまのわたしの仕事が必要でなくなったとしても、人々の新しい不便や欲望が生まれ、わたしは必要な役割を与えられ続けるからです。
（ロボットに代えられない「考える」ということができます。昨年、こんな記事をアメブロに書きました。「考える」ために必要なこと）

2016年、何もしないこと、景色であること、のために、小さな存在感を発揮していきたいと思います。

今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

P.S.年末に書いた12月のアメブロ記事ランキングもよかったらこの機会に読んでみてくださいね。

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