【回想】みちくさアートラボの歴史

みちくさアートラボ、回想担当シイナです。

みちくさアートラボがオープンして8年が経ちました。
いまだに、「何のお店か分からない？！」、謎のお店です。

一回完結の気軽なスタイルのワークショップを日々開催していて、ランチやカフェも提供していて（ワークショップ参加の方のみ）、完全予約制のお店です。

ワークショップメニューは100種類以上あり、店内には、それらの見本はもちろん材料類もすべて置いてあります。

13坪（40平米）のスペースに、わたしのできることが、ぎっしり詰まっています。

みちくさアートラボのはじまりは、まだこの浅草橋のお店をオープンする前に遡ります。
新橋にあるレンタル会議室で、はじめてのワークショップを開催しました。

当時わたしは、ハンドメイドとは無縁でしたが、それでも「何かわたしにできることはないか？」と考えて生まれたのが、写真をレジンで加工するレジンアクセサリーの講座でした。
アナログなハンドメイドは苦手でしたが、写真をパソコンで加工したりするのは得意だったのです。

↓写真を小さくプリントし台座に貼り、レジンでぷっくりさせた、写真レジンアクセサリー

■8年前からコレをやってたってある意味すごい
■写真レジンの魅力、わたしとむすめとねこ2匹の歴史
■レジンアクセサリー用写真に使ってください ^ ^
■レジンアクセサリーの歴史と記憶…

自分の手で、カタチになるモノをつくっていくのは、とても楽しく、わたしは、ひとつひとつ、ハンドメイドの技術を独学で身につけてきました。

失敗も多くありましたが、それでも、
「どうしたら失敗なくもっとカンタンにできるだろうか？」
「わたしのように、不器用な人でも楽しめるクラフトはなんだろうか？」
と考えながら、ひとつひとつ、できることを増やしていきました。

それらの「できること」が、いま、ワークショップのメニューとして並んでいます。

ワークショップのメニューは、わたしが学んできたこと、そして、「実際に役に立ったこと」の、成長の歴史です。

いろいろなことを掛け合わせながら、みんなができること、みんなが自分でカスタマイズしやすいこと、を選んでいます。

↓つぎつぎと作りたいモノのアイデアがわいてくる「魔法の棚」です

みちくさアートラボでお伝えしていることは、わたしの経験そのものです。

自分の居場所をつくり、仕事をつくり、みんなが新しい発見に出会える場所を継続し、螺旋階段をのぼるように、関わる人すべてが、できることを増やし、高い目標を持てます。

「自分にはできると思わなかった」と思えることが、やがてできるようになるのです。
そのプロセスを、実体験とともにお伝えしながら、みなさんにも経験していただきます。

最初はなにもなかったのです。
↓オープン前のなにもないとき

↓オープンしたばかりのまだお店がきれいなころ

↓現在のカオス

自分で自分の仕事をつくることはもちろん、誰かの仕事をつくることもできる。
そんな、みちくさアートラボで「つくれるもの」の価値はプライスレスだと思います。

たくさんのアイデアと材料にあふれたこの空間でできることすべて、みなさんが同じようにカタチにすることができます。

「自分にはできない」と思えることが「できる」と思える場所です。
ハンドメイドを仕事にしていくことも、ひとりで子どもを育てていくことも、人を雇うことも、お店を続けていくことも、ぜんぶ「できる」に変わります。

できない理由をひとつづつ解決していきます。

挑戦した数だけ、成長できます。
背負った責任のぶんだけ、自分の器を大きくできます。

「シイナさんはいろんなことをやっていますよね！」
と言っていただくことがあります。

もちろん、はじめるまえは「できなかった」んです。
「はじめるまではできなかった、それがやがてできるようになった。」
ただそれだけです。

いつのまにか「いろんなこと」に繋がってきました。
すべての道を自分に繋げるように、勉強をしてきました。

「なにが一番得意なんですか？」
の答えもありません。

秀でた才能もありません。
ただ、「ひたむきにやる」ことができます。
できなかったことを、できることに変え、その方法を伝えていくことができます。

それが誰かの役に立ち、仕事になっています。

ハンドクラフトのスタートになった、レジンアクセサリーをはじめ、いまでは、そのほか、ろいろなワークショップをやっています。
あげるときりがないですが…、デコパージュやプラバン、ネクタイリメイクや畳の縁アクセサリー、シルクフラワーやファーをコラージュしたり、革こものなどもあります。
どれも、「わたしにもできること」にフォーカスしています。
そして、どれも、繋がるように工夫しています。

カフェのメニューも作れるし、ハンドメイド作家として商品の制作もしています。
店内のディスプレイも、お店の宣伝も、お申し込みの窓口も、HPやブログの更新もできます。
ハンドメイド書籍へのレシピ提供もたくさんしてきました。

そんな、いろんなことをやっています。
すべてが繋がって、ひとつにすることで、「世界観」とか「ブランディング」とか言われたりします。

すべてを繋げることで、わたしが関われる世界は広がるし、わたしの存在に価値を感じてくれる人と出会えます。

これまで、のべ1万人以上の方々にお越しいただきました。
シイナの歴史を辿ってみてください。
過去の歴史を、ぜんぶみちくさアートラボの店内に並べています。

【ブログ】ハンドメイドを仕事にしてイイんですか？イイんですっ！
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